【栗原類さんの告白】

最近、栗原類さんが芸能人の発達障害の告白ということで
話題になっていましたね。

アダルトチルドレンの場合も、
実は発達障害との関係が
とても深いのです。

(アダルトチルドレンの有識者には
アダルトチルドレンも発達障害の一種と
とらえる方もいます。
ここは意見が分かれるところですね)
【発達障害の特徴】

発達障害の種類と特性を一部、上げてみます。
種類としては、
・ASD[自閉症スペクトラム症]
・ADHD[注意欠如多動症]
・SLD(特異的学習症)

などの種類がありますが、

・落ち着きがない
(行動に限らず、思考が多動という場合もあります)
・片付けや整理が苦手
・空気がよめない
・仕事のミスが多く 長続きしない
・家事や育児がうまくこなせない
・パートナーや子どもの気持ちの理解が苦手 …
・自信がない
・自分がヘンだと感じる
・生きにくいかんじ
・状況がわからなくてこわい
・わかってもらえない

などです。もちろん多く当てはまる場合や
いくつか当てはまる場合の程度があり、
発達障害もどのくらいの障害なのか
グラデーション(幅が広い)があります。

【知るのが怖い?】

発達障害だと自分が知ることが怖いかもしれません。
しかし、僕は知らないことのほうが怖いと思いました。

そして、多くの方が、ずっとできない自分を責めてきたが、
そういう障害の部分もあるのかもしれないと、
逆に「安心」したといいます。
僕自身も発達障害のチェックをするとギリギリ(笑)
当てはまります。もちろんそういう生きづらさは
苦労することもありますが、クリエイティブな能力、
共感性、感受性も実は発達障害やHSPには合わせて
持っていることが多いので、今ではそこを伸ばし、
長所にできていると思います。
【短所と長所がわかる】

そう、長所が伸ばせれば、短所も魅力になりますが、
アダルトチルドレンは、ずーーーーっと
短所を克服し続けます。

ここの欠点を克服したら、次の欠点が気になり、
延々と繰り返す。。

その結果、短所もないけど、長所もない、
特になにもない人になってしまうでしょう。

僕はこれをマイナス克服人生と呼んでいます。

せっかくの人生をマイナス克服にひたすら
費やしてしまうのです。
それならば、短所(生まれつきの部分)は受け入れ、
長所を伸ばしたほうが幸福感は高いと思いませんか?
【人間性の欠点ではない】

できない自分を、生まれつきなのに何度も何度も
「なんでこんなこともできないの!」
と責めて追いつめて絶望しても
なにも前進しません。
それは欠点や道徳的な欠点ではなくあなたの資質なのです。

理解し、変えるのではなく対処することが
大切です。
【努力は正しくする】

例えば、すぐ焦ってパニックになってしまう
自分を、責めて、落ち着かなきゃダメ!といっても
そこが、生まれつきだとしたら、アダルトチルドレンの
自己肯定感が低いからではないので、
どんなに自己肯定感があがっても変わりません。
でも、自己肯定感が高くなれば、焦り自体はなくならずとも、
それで自分を責めることや、無理に変える必要がなくなります。
変えたい、と思うときに責めるのは「自分が完璧でなければならない」
という強迫的なアダルトチルドレンの生きづらさでもあります。

ありのままの自分を受け入れられるようになるというのは、

そういった自分の変えられない部分を受け入れ、そして「対応策」を考えることです。

逆にそんな自分受け入れられない!という気持ちが
抜けない場合は、アダルトチルドレンのトラウマがあります。

自分がありのままでは存在していてはいけない、
恥に思う、受け入れられない、という部分です。

ここは本当に苦しいので、是非カウンセリングをおすすめします。

話を戻して対応策ですが、
例えば、前回もちらっとご紹介しましたが、
焦りやすく慌てやすいので、呼吸法で自分を
マネジメントする方法を身に付けたり、
より体調を整えておいたり、タイム時間を設けたり
して、現実に対処していく必要があります。

特に呼吸法は、焦りづらくなるのですが、
そもそも呼吸法自体苦手な方のほうが多いです。
だから焦りやすいんですけどね(笑)

よくクライアントさんで、また焦って失敗しました!
とアダルトチルドレンのせいだと思われる方がいますが、
そこはアダルトチルドレンじゃなく生まれつきの資質の部分です、
とよくお話しして、呼吸法をお勧めしています。

【自分は違うと思っていませんか?】
僕の肌感覚だと、

発達障害やHSPの資質があるな、と思いお伝えして
「やっぱりそうですか?!」
と自覚する方と、

「私違うと思いますけどー」
と腑に落ちない方は
大体半分半分くらいでしょうか。
もちろん発達障害のチェックを厳密にするには
専門の機関にて検査を受ける必要があります。

ですがそれはとても手間がかかりますので、
ほとんどは簡単な精神科の問診か
セルフチェックによる「自覚」に
頼らざるを得ません。

でも、頭から「私は絶対違う」と思わず
「そういうところもあるかも?」と
正しく自分を内省することも必要でしょう。

【カテゴライズはダメ!】

とはいえ、アダルトチルドレンには
思い込みが激しい方もいらっしゃるので、
ちょっと当てはまると、

「私、絶対発達障害だ!」と
すべて発達障害のせいに思えてきてしまう
こともあります(笑)

そして、なにより「カテゴライズ」や
「レッテル張り」は良くないことです。

アダルトチルドレンもそうですが、
大切なのは、こういった「名づけ」は
あなたの人生を豊かにするためのものであって、
あなたの人生を縛るためのものではありません。

アダルトチルドレンだからできない、
発達障害だから自分はダメだ、と
そこにとらわれることは
生きづらさの克服を狭めます。

どんな人間でも、そしてどんな自分でも
生きる価値があり、一人の人間として能力がある。
それは権利でもあります。

そういった本当の強さを
僕自身も発達障害から学んだと思います。
是非、アダルトチルドレンもさることながら、

関連性の深い発達障害の知識も広げてみてください。
例えあなたが当てはまらなくても、
対人関係や発達障害の方との付き合い方がわかり
目からウロコのこともありますよ^^
それでは次回、もう一つの生きづらさ、
HSP(ハイリーセンシティブパーソン)について
ご紹介しますね^^